なぜ歯の神経は大切なのか
歯の内部には「歯髄(しずい)」と呼ばれる神経や血管を含む組織があります。
この神経を失うことは、単に痛みを感じなくなるだけでなく、歯の寿命に直結します。
痛みを感じる
異常を知らせる警報装置の役割を果たします。
栄養を供給する
血管を通じて歯に酸素や栄養を運び、質を保ちます。
歯に弾力性を与える
水分を保ち、噛む力に耐えられる粘り強さを与えます。
神経を取るとどうなるのか
根管治療により神経を除去した歯は、水分供給が止まり、「枯れ木」のように脆くなります。
- 歯根破折リスク増加: 強い力がかかると根元から割れやすくなります。
- 被せ物が必要: 歯を大きく削り、補強が必要になります。
- 将来的な抜歯リスク: 破折した場合、多くが抜歯となります。
神経保存が可能なケースとは
虫歯が神経近くまで進行していても、以下の条件を満たせば保存を検討できます。
炎症が一時的(可逆的)
露出した範囲が限定的
感染コントロールが可能
すぐに神経を取らないという選択
従来は、神経近くまで進行している場合、早期に抜髄(神経除去)する判断がされることもありました。
「保存可能かどうかを慎重に見極める」
当院では、症状・レントゲン所見・歯質状態を総合的に判断し、安易な抜髄を避ける方針をとっています。神経を残すことは、将来のインプラントや抜歯を避けるための重要な要素です。
それでも神経を取るべきケースもあります
重度の炎症や感染がある場合、無理に残すと痛みが再発したり、周囲の骨を溶かすリスクがあります。重要なのは「取るべきか、守るべきか」を正しく判断することです。長期的な安定を最優先に考えます。
池袋で歯の神経を守る治療をお考えなら
池袋駅西口徒歩5分のシールズデンタルクリニックでは、虫歯治療において神経保存の可能性を丁寧に検討しています。
「神経を取るしかない」と言われた方も、一度ご相談ください。
